会話するときは“相手の目を見て笑顔で”が基本です。場慣れしていないとついプロフィールカードを見ながら話してしまいがちですが、あまり印象は良くありません。
基本は聞き役に回ることがおすすめです。あらかじめ質問を用意しておき、相手に答えてもらうというパターンです。質問を前もって考えておくことで当日緊張して頭が真っ白になってしまうことを防ぐ効果もあります。おすすめの質問は「休みの過ごし方」です。気兼ねなく自然に聞くことができますし、なおかつ相手のことを深く知ることができる便利な質問です。
そのほかにも質問はたくさんあります。趣味は何か、お酒を飲むかどうか、たばこを吸うかどうか、好きな食べ物は、などなど。これらの質問はプロフィールカードの記入項目である場合もありますが、その場合は深く掘り下げて聞くといいでしょう。
お目当ての相手といかに早くお互いの共通点を見つけることができるかどうかがカップルになるための重要なポイントです。この時点で共通点が見つかれば打ち解けて二人の距離を縮めることもできますが、もし共通の話題や趣味がない場合はとにかく相手の話を聞いてあげましょう。自分のことや悩みを聞いてくれる異性は嬉しいものです。“自然な笑顔とあいづち”で気持ちよく話してもらいましょう。
中には自分より相手の話を聞きたがる方もいます。その場合は自分の趣味について掘り下げて話したり、自分の特技などを話してみてください。ただしあまり自慢話が過ぎると相手の気持ちが離れてしまうのでご注意ください。
短い会話時間を有効に使うためにも相手が質問しやすいように自分のプロフィールカードはより詳細に記入しておくこともポイントです。例えば特技が料理なら何料理が得意であるとか、趣味がスポーツ観戦なら何のスポーツが好きなのか具体的に書いておきましょう。
婚活パーティーは超短期決戦なので、異性とゆっくり時間を過ごす余裕はありません。最初の自己紹介トーク(1人当たり持ち時間1~3分で全員と会話する)すら無駄にできないのです。
普通初対面では「お仕事は何ですか?」のような内容から始まるのが一般的です。普段のコンパやお見合いだったらそれでいいのですが、婚活パーティーの自己紹介トークということでいえば効果的ではありません。
当たり障りのない会話ばかりしても、たくさんの異性と繰り返し会話しているうちに印象が薄れてしまい、よっぽどルックスが良かったり、会話力がある方を除いて、その他大勢の参加者の中に埋没してしまいます。
そこで自己紹介トークから印象付けるためには相手をほめることから入ることをおすすめします。
人間は基本的に自分のことを良く言ってくれる人には好印象を抱きます。結果相手にアピールすることに繋がり、興味を持ってもらえるようになるのです。「(洋服・アクセサリーなどを挙げて)おしゃれですね。」とか、あるいは思い切って「きれいですね(かっこいいですね)。」と直球勝負してもいいでしょう。
なかなか最初からそんなふうに言うことは難しいかもしれませんが、そういったことが自然に出来るようになれば、自身の婚活力も上がり、たとえ今回はうまくいかなかったとしても今後に繋がっていきます。